[やまざき貴子] Zero 全11巻

[やまざき貴子] Zero 全11巻
作品内容:
西暦2000年8月、中国の実験用核爆弾が房総半島沖で爆発、日本は壊滅状態になってしまう。アメリカの手によって軍事基地「ZOO」が建設され、生き残った日本人が収容・管理されることになった。 17年後、ZOOで育った少年・ゲオは、仲間達と「Zero」という薬にハマっていた。これを飲んだ者は共通して、爆発が起こる以前の「自分の前世」の夢を見ることになる。 そんな中、突然仲間のカイエが何者かに殺されてしまう。嫌疑をかけられたゲオは、もう1人の容疑者・バツと共にZOOを脱走するが、それがきっかけで17年前の爆発が、日本にある世界最大のコンピュータ「ZIPANGU」を手に入れるためにZOOの元帥が仕組んだ「計画」だったことを知る。 ZOOの存在に疑念を抱いたゲオたちは、仲間のアギ・ザットと共にZOOの外のスラムへと脱出する。元帥の孫であるバツは、ZIPANGUを動かすための要となる「クリスタル・チップ」を父の形見として持っていた。それを狙う元帥は執拗にバツを追う。 一方Zeroの夢の世界では、不気味なコンピュータゲーム「PROJECT ZIPANGU」が流行り始める。選ばれた参加者に神々の称号「12天」が与えられるそのゲームは、ZIPANGUで世界を支配するプログラムの始まりだった…。

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