[手代木正太郎] 魔法医師の診療記録 第01-07巻

[手代木正太郎] 魔法医師の診療記録 第01-07巻
今はもう忘れられた、魔法医師の物語――。
太古の昔、医術と魔術とは、同一のものであった。
今や人類は、かつて魔術と医術とが一つであったことをすっかりと忘れてしまっていた。しかし、この世には未だ医術のみで癒せぬ病が存在する。
それは、伝承の中で、吸血鬼、狼男、食人鬼などと語られる化け物の類い、魔術を用いねば癒せぬ病――すなわち〈妖病〉が。故に古代の知恵、魔術と医術とが一体となった知恵を、未だ脈々と伝え続ける者たちがいる。

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